ゾンビが走る映画9選！ゾンビはいつから走るようになったの？

ゾンビ映画の歴史は長く、時代とともにその描かれ方も変わってきました。とくに、ゾンビが走る映画は、そのスリルとスピード感から人気を集めています。

しかし、どの映画でゾンビが走るのか気になる方も多いのではないでしょうか？

本記事では、ゾンビが走る映画の中でも特におすすめの9作品を紹介し、その概要やあらすじをくわしく解説します。

また、ゾンビが走るようになった背景や、その魅力についても触れていきます。ぜひ、当記事をきっかけに、ゾンビが走る映画をより深く味わってみてください。

ゾンビが走る映画9選！見どころと合わせて解説

まずは、走るゾンビが登場する映画を紹介します。とくにおすすめなのは以下の9つです。

それぞれのあらすじや見どころを解説していきます。

ドーン・オブ・ザ・デッド

概要

制作年	2004年
制作国	アメリカ
英題（原題）	Dawn of the Dead
ジャンル	ホラー、アクション
年齢制限	R18+
上映時間	101分

あらすじ・見どころ

「ドーン・オブ・ザ・デッド」は、ジョージ・A・ロメロの1978年の名作「ゾンビ」をリメイクした作品です。主人公であるアナはどこにでもいる普通の看護師でした。

しかし、突如ゾンビパンデミックが街全体を襲い、アナは命からがら逃げ出します。生存者とともに、ショッピングモールに立て籠ったり、脱出撃を繰り広げたりと、ド定番のゾンビ映画シーンが全て見られるといっても過言ではありません。

ゾンビは走るのが当たり前で、一体一体も強いので、アクション好きな方にはハマる一作です。

ワールド・ウォーZ

概要

制作年	2013年
制作国	アメリカ、イギリス
英題（原題）	World War Z
ジャンル	アクション、スリラー
年齢制限	PG-13
上映時間	116分

あらすじ・見どころ

「ワールド・ウォーZ」は、ブラッド・ピット主演の2013年の大作で、全世界的なゾンビパンデミックを描いています。

走るゾンビ映画の中でも、その凶暴さと異常さは別格であり、数百メートルの壁をゾンビ全体がよじ登って突破するほどです。また、生存者が元凶であるゾンビウイルスに立ち向かうため、ゾンビと対峙する後半のシーンは手に汗握る展開が続きます。

ゾンビパンデミックによる混乱期から終焉までを一気に見られる映画なので、ぜひ見てみてください。

新感染 ファイナルエクスプレス

概要

制作年	2016年
制作国	韓国
英題（原題）	Train to Busan
ジャンル	ホラー、アクション、ドラマ
年齢制限	R15+
上映時間	118分

あらすじ・見どころ

韓国映画「新感染 ファイナルエクスプレス」は、2016年に公開され大ヒットを記録しました。物語は、ソウルから釜山へ向かう高速列車の中で発生したゾンビパンデミックを描いています。

映画内に登場するゾンビはもちろん走りますが、かつてないほど凶暴で力強いのがこの作品におけるゾンビの特徴です。

列車内での攻防や逃亡がメインになるので、密閉空間における緊迫感があるのも特徴のひとつです。

人間同士の対立のほかに、親子愛も描かれており、ラストシーンは思わず涙した人も多いはずです。衝撃のラストはあなたの目で確かめてみてください。

アイ・アム・レジェンド

概要

制作年	2007年
制作国	アメリカ
英題（原題）	I Am Legend
ジャンル	SF、ホラー、アクション
年齢制限	PG-13
上映時間	101分

あらすじ・見どころ

「アイ・アム・レジェンド」は、2007年に公開されたウィル・スミス主演の映画です。人類が絶滅の危機に瀕する中、唯一生き残った男がゾンビを治療するために奮闘する姿を描いています。

登場するゾンビは「ダークシーカー」と呼ばれ、日中は屋内や影に身を潜めていますが、夜になると活発になり、人間を襲うのが特徴です。

果たして治療は成功するのか、残された男の運命やいかに…。

ゾンビランド

概要

制作年	2009年
制作国	アメリカ
英題（原題）	Zombieland
ジャンル	ホラー、コメディ、アクション
R15+	R15+
上映時間	88分

あらすじ・見どころ

「ゾンビランド」は、2009年に公開されたコメディホラー映画です。ゾンビアポカリプスが進行する中、4人の登場人物が生き残りをかけて旅をする様子が描かれています。

また、主人公である、おたくの引きこもり少年「コロンバス」がゾンビから逃げるときに用いるユニークなルール「生き残りルール」を掲げているのも印象的です。

コメディとシリアスな場面が見事に融合しており、非常に見応えのある作品となっています。

クレイジーズ42日後

概要

制作年	2010年
制作国	アメリカ
英題（原題）	The Crazies
ジャンル	ホラー、スリラー
年齢制限	R15+
上映時間	101分

あらすじ・見どころ

「クレイジーズ42日後」は、1973年のジョージ・A・ロメロ監督の映画「クレイジーズ」のリメイク版です。パンデミックにより人々が凶暴化し、次々と狂気に走る姿が描かれています。この映画に登場するゾンビも非常に速く、瞬く間に生存者たちを追い詰めます。

ゾンビパンデミック発生時のパニックを描いているので、家に立てこもるシーンが多めです。ゾンビものの中でも、密室スリラーが好きな方に向いているでしょう。

哭悲/THE SADNESS

概要

制作年	2021年
制作国	台湾
英題（原題）	The Sadness
ジャンル	ホラー、スリラー
年齢制限	R18+
上映時間	99分

あらすじ・見どころ

台湾発のホラー映画「哭悲/THE SADNESS」は、2021年に公開され、鮮烈な印象を与えました。登場するゾンビは非常に凶暴であり、グロテスクなシーンも多数あります。

原因不明の伝染病が蔓延した台湾で、一組の男女が無事に再会できるかどうかが描かれています。見どころはなんといっても、エロとグロがオンパレードなところです。目を背けたくなるような気まずいシーンもたくさんあります。

あなたは激動の100分間に耐えられるでしょうか。気になる方は以下よりトライしてみてください。

28日後…

概要

制作年	2002年
制作国	イギリス
英題（原題）	28 Days Later…
ジャンル	ホラー、SF、サスペンス
年齢制限	R15+
上映時間	113分

あらすじ・見どころ

突如発生したウイルスがロンドンを襲い、感染者は凶暴化して人を襲うゾンビのような存在に。昏睡状態から28日後に目覚めた主人公ジムは、荒廃したロンドンで生き残りの人々と出会い、感染者と戦いながら安全な場所を目指します。

しかし、逃避行の中で人間同士の恐ろしい本性や倫理観が問われる事態が次々に発生。生存者の葛藤や衝撃の展開が見どころで、単なるゾンビ映画を超えた人間ドラマが描かれています。

アウトサイド

概要

制作年	2024年
制作国	フィリピン
英題（原題）	Outside
ジャンル	ホラー
年齢制限	16+
上映時間	142分

あらすじ・見どころ

謎のゾンビウイルスによって、荒廃した世界を家族4人が生き抜く姿を描いたサバイバル・ゾンビ映画です。最初はよくあるサバイバルものかと思いきや、次第に狂っていく父親、明かされていく母親の秘密など、徐々にスリラーとしての表情をのぞかせる本作。

登場するゾンビは意味のわからない言葉を話しながら、全速力で追いかけてくるので、非常に見応えがあります。王道のゾンビ映画よりも、少しひねりの効いたものが見たい方におすすめの作品です。

ゾンビが走るのはおかしい？いつから走り始めた？

ゾンビが走るようになったのは、2000年代に入ってからです。1900年代の古典的なゾンビ映画では、ゾンビは死者が蘇るとの設定だったため、ゆっくりと歩く姿が印象的でした。

しかし、21世紀に入り「ゾンビ」の定義の中に、ウイルスに感染した生きている人間も入ってきたのが大きいでしょう。この頃から、映画内に走るゾンビが登場するようになりました。

先人を切った作品は、2002年に公開された「28日後…」や2004年の「ドーン・オブ・ザ・デッド」です。

ただし、2000年代の全ての作品のゾンビが走るわけではありません。従来のように、ノロノロと歩くゾンビが登場する作品も多くあります。

ゾンビが走るかどうかは映画のテーマに大きく左右されます。そのため、ゾンビが走るのがおかしいとは一概にいえないでしょう。

走るゾンビが登場する映画の魅力3選

走るゾンビ映画は、従来のゾンビ映画とは一線を画するスリルと迫力があります。ここでは、走るゾンビ映画特有の3つの魅力を紹介します。

それぞれ見ていきましょう。

アクションシーンが爽快

1つ目の魅力は、アクションシーンが激しいことです。ゾンビが走るとなると、人間は全速力で逃げ、闘うときはド派手に闘います。全体的にスピード感があることから、息つく暇もなく、ずっと緊張感に包まれているでしょう。

アクションシーンの激しさは、走るゾンビが登場する映画の大きな魅力といえます。

最後まで飽きずに見られる

最後まで飽きずに見られるのも、走るゾンビが登場する映画の魅力のひとつです。ゾンビが走るということは、一安心できそうなシーンでも、一気にゾンビに囲まれ、窮地に陥る可能性が十分あります。

常に「次はどうなるんだろう？」とのドキドキ感があるので、最後まで飽きずに映画を見られるでしょう。

突然ゾンビが現れて、メインキャラクターが噛まれることもあるので、気が抜けません。

シンプルに怖い

最後の魅力は、ゾンビが走る映画はシンプルに怖い点です。ただでさえ無差別に人を襲うゾンビに走られると絶望しかありません。

また、走るゾンビ映画には、ホラージャンルに分類されるものも多くあります。単にゾンビが走るだけではなく、ホラー要素満載の演出もあるため、怖がりな人ほど見るのがおすすめです。

ゾンビが走らない映画3選！安心して見たい人向け

一方で、走らないゾンビ映画にも独自の魅力があります。ここでは、安心して見たい方に向けたゾンビ映画を3つ紹介します。

それぞれ解説していきます。

ナイト・オブ・ザ・リビングデッド

「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」は、1968年にジョージ・A・ロメロによって制作された、ゾンビ映画の原点ともいえる作品です。

ゾンビは走ることもなく、ただただゆっくり向かってくるだけなのですが、それだけでも怖いのがこの作品のすごいところ。

当時は白黒でしたが、現在はカラーとなって配信されています。元祖のホラー、ゾンビ作品を見たい方には外せない作品です。

ロンドンゾンビ紀行

「ロンドンゾンビ紀行」は、2012年に公開されたコメディゾンビ映画です。ロンドンを舞台に、銀行強盗を企てた主人公たちが、ゾンビパンデミックに巻き込まれるさまを描いています。

ゾンビたちは決して走ることなく、老人たちと良い感じの攻防を繰り広げるのが見どころです。比較的グロい描写も少ないので、ゾンビ映画初心者も安心して楽しめる作品だといえるでしょう。

リトル・モンスターズ

「リトル・モンスターズ」は、2019年に公開されたホラーコメディ映画です。幼稚園の子どもたちが、遠足で訪れた牧場で、突然のゾンビパンデミックに巻き込まれます。

ゾンビたちはノロい動きで、子どもたちを追いかけますが、子どもを率いる教師の知恵と工夫により、見事に危険から回避していきます。

とくに、最後のシーンは見どころなので、ぜひ結末を確かめてみてください。

走るゾンビ映画を見るのにおすすめのVODサービス

走るゾンビが登場する映画を楽しむなら、U-NEXT一択です。以下に、それぞれのVODサービスでの配信状況をまとめました。

	U-NEXT	Amazonプライム・ビデオ	Hulu	Netflix
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哭悲/THE SADNESS	見放題	レンタルか別チャンネル登録	見放題	配信なし
28日後…	配信なし	購入のみ	配信なし	配信なし
アウトサイド	配信なし	配信なし	配信なし	見放題（Netflix限定）

以上のように、U-NEXT以外では、見放題対象ではない、そもそも配信自体がされていないなどのデメリットがあります。

U-NEXTでは、初回であれば31日間の無料トライアル期間が設けられており、電子書籍やコミックに使える600円相当分のポイントも付与されます。

ぜひこの機会に紹介したゾンビ映画作品を見てみてください。

魅力がたくさん詰まった、ゾンビが走る映画を見てみよう！

走るゾンビが登場する映画は、スピード感とスリルが満載で、見る者を飽きさせません。また、爽快感のあるアクションシーンや身の毛もよだつようなホラー演出もあり、どの作品であっても楽しめるでしょう。

なお、ゾンビが走る映画の視聴には、U-NEXTがおすすめです。31日間の無料トライアルがあり、電子書籍やコミックに使える600円分のポイントももらえます。

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